2008年 04月 03日
先週から今週にかけていろいろありまして、毎日日記をアップしてちゃんとスケジュールを書いて…と心に誓ったのも束の間、一日遅れるとだんだんどうでもよくなり…笑。しかし心動かされることがたくさんあったので、やはりここは記しておこうではないか、と一気にアップします。こんな時間に。がんばるぞ。 下の日記から一夜明けて、三匹ライブ@新宿motion。この日はこれまでの三匹史上実は最高のライブだったのではないか、とメンバー全員一致の意見として出るほどの良いライブになった。細かいことはさておき、一曲目から全員ギアがトップに入ったような、持ち時間少なめだったのも功を奏して、最初っからトップスピードで駆け出した感じで、25分で6曲。いい気持ちでした。見に来てくれたみなさんにもありがとう。友人の父(ドラマー)が友人(ドラマー)と共にビシッとスーツで見に来てくれていたことや、うちらの前のバンドのドラマーの女の子がむちゃくちゃ凄くてビビったりとかいろいろあったが、いい意味で開き直れてよかった。5月の三匹祭りに向けていろいろと準備も進みつつ、楽しみである。しかし三匹の写真はいっつも撮り忘れる。しまった。 さらに一夜明けて青山陽一さんのワンマンライブ@下北沢モナレコード。まずは一部で青山さんのアコギ弾き語りを客席後方から堪能。青山さんを外から見るという機会も珍しく、青山さんの人間性のバランスが、曲にも演奏にも歌にもそのまんま現れてて本当に素晴らしいとしみじみ思う。そして迎えた二部ではもう完全に一騎打ちな気分で、サポートなんだから戦わないでサポートしろ、という感じなんですが、いやはや、青山さんあんなにこにこ楽しそうにしてらっしゃいますけどね、プレイ内容はもの凄いことになっていて、しかも2人だし、ってことでセッション的な要素が濃いステージだったので、だいぶ熱くなりつつ音量は押さえつつってことで、なんとも得難い経験をさせてもらいました。ってこれじゃ読んでる人に何も伝わらない。その場限りの音のやりとりを、非常にシンプルな形で青山さんと2人でやるなんて、なんと贅沢な、としみじみ思った貴重な体験でした。楽しかったです。いやーしかし久しぶりの青山さんは凄かった。 そしてさらに一夜明けて、カーネーションのライブ@廃校フェス。見に行って来ました。雨の中迷いまくって結構遅れて全部見られなかったのが至極無念なんですけども、ちょっと本当にこの日のカーネーションは、歴史に残る名ステージだったと思う。好きな曲目白押しだったことに加え、なんというかこの日は西池さんも含め4人の生きて来た軌跡までもが見え隠れしたような気がして勝手に感無量に。まあこういうのは見る側が勝手に思うことなんでしょうけども、本当に素晴らしいものを見せてもらいました。体育館でわんわんだったけどもそんなことは全く関係ない、25年選手の流石のステージでした。そして矢部さんのドラムはもうどこまでも格好良く、今こうして書いてるだけでもじーんとしますけども、なんなんでしょうかあのリズムは。しかもこうスティックさばきが見てて本当に美しいんですな。矢部さんのドラミングはいつも計算しつくされてるイメージで、私のようにこう勢いにまかせてやった挙げ句むちゃくちゃになるなんてことはもちろんまずないんですけども、そんな矢部さんが最後の曲で見せた、あの怒濤のフィル攻めはもう一生の思い出になるでしょう。で、やはりどんなにぐわーっ!!と攻めていても、やはり冷静で綺麗なんですよねぇ。音もつぶれないし。冷静沈着な司令塔としての矢部浩志氏は絶対に存在しつつ、その計算しつくされたリズムとフィルが十二分にワクワクさせられるものなんですが、ごくたまに見せるあの熱い感じがちょっとたまりませんな。大変だ。もう国宝だ。バラしますけども、後で西池さんと、矢部さんは北斗の拳に例えるとまるでトキのようだ、と話してたんですが、今思えば三国志で言えば周瑜のようです。 だんだん話がおかしな方向にいってますが、とにかくいいもん見せてもらいました。矢部さんのドラムを見ると、いつも最高の気分で一から出直すぞ!と思えるという、希有な精神状態に陥る。自分との差に気が遠くなりつつも、ドラムを叩きたくなる。ドラムでやれることって無限だなあ(涙)と思うんです。いやしかし同じ時代に生まれて生で見れて本当によかったです。 そんな思いを抱えつつ、その翌々日はソフテロのレコーディングで某スタジオへ。道中桜が綺麗だなあ、なんて思いつつ、信号待ちで一瞬止まったときに道の桜を撮ったりしながらふと前を見ると、なんと前のトラックが!!!涙 これはもう何かの啓示としか思えない。といいつつ、具体的に何の啓示かは不明だが、きっと今日のレコーディングはすごいぜ!と自分で自分を盛り上げつつ、行って来ました。プロデューサーはスキマスイッチ常田氏。ステンレスで彼がサポートキーボードを弾いてる時代からの知り合いなんですけども、一緒に演奏したりするのは初めてでした。メンバーは最近ライブをやっているギターの藤本さん、ベースのジャイさん、んでソフテロこと石川くんとワタクシで3曲+@分、めでたくノルマ分は一日で終了。おつかれさまでした。どこまで書いていいのか皆目わからず恐ろしいのでなんも書きません(笑)が、出来上がりをお楽しみに。 てなわけで、もう4月かと思うと気を失いそうですが、4月5月は自分の誕生日含め(笑)楽しみなことがたくさんあるので、この一週間で体験したことを生かしつつ、頑張っていこうと。というわけでこの日記を読破した方、長々とおつかれさまでした。これからもどうぞよろしく。
by mooran171
| 2008-04-03 07:02
| Live Report
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Profile
name:中原由貴
birth place:小倉 birth date:1972/5/14 blood type:A biography: '95-'03年の間「サイクルズ」で活動。'05年から「タマコウォルズ」のドラムとして活動中。 favorite artists: 奥田民生/グラハム・セントラル・ステーション/くるり/プリンス/ダニー・ハサウェイ/WEEZER/Pink/Jelly Fish/Dr. John/ビリー・プレストン/JB/Macy Gray/ウルフルズ/フリーホイーラーズ/ブルース・ブラザーズ,等 favorite drummers: クライド・スタブルフィールド/バーナード・パーディ/WEEZERのドラムの人/矢部浩志 ×: 集団行動/早起き/本音と建て前/ゴーヤ/びっくりパーティー,等 ○: 豚肉料理/肉まん/「押忍」の心/三国志/神取忍/館ひろし/大山倍達/テレビ・映画『北の国から』/三谷幸喜作品/山田洋次作品/映画『ダイハード3』/藤子・F・不二雄作品,等 その他のジャンル
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